評論社
エレナー・アップデール 著
こだま ともこ 訳
水野哲也 装丁
井筒啓之 装画
「母さんをたすけられるのは、ぼくだけなんだ!」
真犯人はだれ?
ジョニーの天才的なアイデアが
役立つ時がやってきた!(帯ネームより)
ぼくのジャンルの中でもこういうのは珍しいな、と
思いながら描いてました。
海外の少年物ミステリーも初。
背景と人物を同等の分量で描くというのもやったことがない。
背景と人物を同等の分量で描くとどちらを絵で訴えたいのか
分からなくなるから、こういう手法は避けてきました。
ただ今回はドラマ舞台がイギリスという事も「海外ミステリー」という
ジャンルを表現する重要な要素だったので、こういう絵になりました。
またこれでひとつ僕の引き出しが増えたわけです。