仕事場のベランダから見える空の表情が雲によって変化していく。
遠くには入道雲も見える。
きれいな青空にぽっかり浮いた雲をみているだけで「夏が来たんだなァ」と思う。
今日「風の墓碑銘」の装画の原画を新潮社装幀室の黒田さんに渡す。
やっと僕の手を離れた。
今日は小説現代の阿井渉介さんの原稿が入る。
時代物です。しかも官能。
描いてて面白いですね。
時代物は考証が難しいでしょうと言われるが、僕はもうほとんど諦めの境地に。(お叱りを受けそうだが)
開き直ると現代物より自由になれる僕がいる。(これで時代考証バッチリなら文句ないなんですけど)