新潮社
柳美里 著
井筒事務所 装幀
2004年8月15日
2002年から2004年まで朝日新聞と新潮に連載された小説。
僕は朝日新聞の掲載が中止になったあとも柳さんの原稿をもらい、新聞と同じペースで挿絵を描き続け、598枚の僕の「8月の果て」が完成した。
この件に関しては僕の過去のブログで「残しておきたい文章」で書かれていますので、興味のある方はそちらも読んでください。
装幀も僕がやることになり。
今思い出してもなにか言葉では表せない衝動につきうごかされたままデザインとイラストレーションに取り組んでいた。
前のブログでも書いたけれど文庫は多くの人に手にとってもらいたく、そのような気持ちで取り組んだけど、この本の時はそういう距離感がおけなかった。