角川書店
太田蘭三 著
角川書店装幀室 装幀
井筒啓之 画
2003年
映画にもなって、そちらでご記憶の方が多いかもしれませんが、
その「死に花」の原作です。
編集者の方からの要望で五人ずらっと並ばせたと思います。
僕の記憶の中では人物を一人ずつ描いて
印刷段階で並ばせてもらったような気がしていましたが
原画を見ると五人、一枚の絵に描いています。
まあ、その方が色合いや形のバランスなど出来上がりが
見えやすいのですが、大変だったでしょうね。
しかも制作時期を見ると2003年。
僕が朝日新聞の夕刊小説「8月の果て」に絵を描いていた時期です。
よくこんな時間があったな〜。