イラストレーター井筒啓之のいろいろ
by izutsujimusyo
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井筒啓之プロフィール
1955年生まれ
1984年 
日本イラストレーション展入選
1986年 
長沢節に師事
1998年 
講談社出版文化賞さし絵賞受賞

東京イラストレーターズ・ソサエティ会員

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葦舟、飛んだ317「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月27日

「雪ババ」の友人の体から、金色の小鳥になってまっすぐ
空に飛んでいった赤ちゃんは、空高くのぼるにつれ、
一本の糸のようになり、どこまでものぼり続け、
高く、高く、成層圏も抜けて、人間たちの作った人工衛星などが
やたらに飛び交う辺りも抜けて、もはや地球が真っ青なガラスの
小さなビーズのようにしか見えない宙の一点まで行くと、
そこには、ひとつの船が待ち受けている。


船は金色にひかっていて、なつかしい真っ青な地球のまわりを
ゆっくりと飛びつづけている。ほかにも、同じように殺された
赤んぼたちの、たくさんの金色の船が飛ぶ。
いくらたくさんの船が飛んでいても、宇宙は広いので、
ちっとも互いの邪魔にならない。
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by izutsujimusyo | 2012-03-30 17:08 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ316「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月27日

どうして日本人を母に持つこの胎児たちは、
日本に生きることが許されなかったのか。
現実にはどこかに消えてしまった子供たちと、
私たちはいっしょに歌をうたったり、
あやとりや押しくらまんじゅうで遊びたかったのに。
あの窮屈な都心の校庭で、
「開戦ドン!」をみんなで楽しみたかったのに。
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by izutsujimusyo | 2012-03-30 17:04 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ315「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月26日

この臨時病院では、貧しいながらも心のこもった対応をどうにか守り続けた、
という。だからこそ、例外的に記録が残されている。そしてこの記録によれば、
「秘密の事業」が閉じられるまでの約二年間に、
数百体の胎児が始末されたのだった。
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by izutsujimusyo | 2012-03-30 14:24 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ314「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月24日
(画像の日付が間違っています)

とくに医療面での救護はお手上げだった。
朝鮮から引き揚げてきた若い医師たちが中心になって、
やむにやまれず医療活動を始めた。
港の埠頭には、日本人引き揚げ者用と、朝鮮と中国への帰国者用と、
二つの医療班を用意したし、朝鮮半島の三八度線に、各引き揚げ船に、
米軍支配下の港だった中国のコロ島、そしてソウル、釜山にも、
医師たちを派遣した。博多市内には、臨時の病院を用意した。
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by izutsujimusyo | 2012-03-30 14:20 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ313「金のふねに」
c0075725_148010.jpg

毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月23日

妊娠そのものが「不法」なら、それに対して行う中絶手術は
「違法行為」にならない、とのレトリックだったのだろうか。
「優生保護法」という法律ができたのが、昭和二三年(1948年)七月。
しかし、それは「母体保護」と「不良な子孫の発生防止」のため、
人工中絶手術あるいは不妊(断種)手術を、本人の承諾なしでも、
医師の判断で勝手に行えるという、今となってはおよそ信じられない内容だった。
96年になって、現在の「母体保護法」に改正された。
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by izutsujimusyo | 2012-03-30 14:10 | 葦舟、飛んだ
和田誠さんの「地にはピース」
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昔ピースといえばお洒落なタバコだったと思います。
缶ピースを持ち歩いてる人もいましたね。
和田さんがライトパブリシティ入社2年目にして
そのピースの広告を任されたそうです。
201年「たばこと塩の博物館」で和田誠展さんは
展覧会をするのですが、そのピースの広告を
色のついた絵に描き直したものがあり、それがきっかけで
この「地にはピース」という画集ができたそうです。
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by izutsujimusyo | 2012-03-30 13:39 | 仕事のあれこれ
葦舟、飛んだ312「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月22日
(画像の日付が間違えています)

けれど私たちには、ほかのナゾが生まれてしまった。
妊娠した体で日本の港に引き揚げてきた女性たちに、
いったい、なにが起きたのだったろうか。笑子の母もむりやり、
どこかに連れ去られそうになったという。
もしかして、大陸から妊娠して戻ってきた単身の日本人女性たちは、
中絶手術を強制されていたのではないか。そこで、私たちは調べてみた。

その頃の日本では、中絶手術は違法行為だった。
したがって、引き揚げ女性に対して実施された中絶手術のことを、
役所の公式記録に書くわけにはいかなかったのだ。

引き揚げ女性の望まない妊娠については、笑子の母親が引き揚げ船で聞き知ったように、
「不法妊娠」というマカ不思議な言葉を使っていた。
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by izutsujimusyo | 2012-03-26 14:41 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ311「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月21日
(画像の日付が間違えています)

それは猫イラズのような、ただの毒薬だったのかもしれない。
三十歳の女性は一晩血を吐いて苦しみ、引き揚げ直前の早朝に
死んでしまった。
八ヵ月のおなかになった友人は、すすり泣きながら帰国船に乗りこんだ。
名前も顔もおぼえていない女性の死は、とても悲しかった。
船では、日本の医療チームが待ちかまえていた。
ふくらんだおなかの事情についてうるさく聞かれた。
友人は沈黙を守り続けた。
言葉が体から消え失せていた。
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by izutsujimusyo | 2012-03-26 14:38 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ310「金のふねに」
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毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月20日
(画像に書いてある日付は間違いです)
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by izutsujimusyo | 2012-03-26 14:29 | 葦舟、飛んだ
葦舟、飛んだ309「金のふねに」
c0075725_1426247.jpg

毎日新聞連載小説
津島佑子 作
井筒啓之 画
2009年4月19日
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by izutsujimusyo | 2012-03-26 14:27 | 葦舟、飛んだ