井筒啓之プロフィール
1955年生まれ
1984年 日本イラストレーション展入選 1986年 長沢節に師事 1998年 講談社出版文化賞さし絵賞受賞 東京イラストレーターズ・ソサエティ会員 イラストレーションのご依頼は お問い合わせ こちらからお願いします コメント・トラックバックは今スパムが来ていますのでしばらくコメント・トラックバック不可にします。あしからずご了承下さい。 ここに掲載された画像の 無断転載を禁じます。 1955年生まれ 1984年 日本イラストレーション展入選 1986年 長沢節に師事 1998年 講談社出版文化賞さし絵賞受賞 東京イラストレーターズ・ソサエティ会員 イラストレーションのご依頼は お問い合わせ こちらからお願いします コメント・トラックバックは 承認制としました。 反映に時間がかかります。 ここに掲載された画像の 無断転載を禁じます。 リンク 井筒啓之のHP 井筒りつこのブログ TIS face book flickr creema カテゴリ
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吉田修一・作井筒啓之・画 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 猫を捨てる人(一) 今日初めて真守(まもる)さんのことを葉月に話してしまった。でもセックスなんて大した問題じゃないということを、葉月に理解してもらうのはやはり難しかった ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あら、マーくん、腰、もういいの?」 やっと開いた窓から聞こえた照子の声は小さな庭を挟んだ離れに向かう。 離れでは、いつの間に起きたのか、夫の真守がダイニングの椅子を窓辺に置き、サッシ戸を開けて日を浴びている。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 庭の飛び石を踏み、桃子は表へ出た。表通りに面した敷地には椿の生け垣があり、葉が少ない冬の間を除けば、通りから敷地は見えない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 家へ戻ると、台所で真守がコーヒー豆を挽いていた。 「そこ、開けとくなら網戸しといてよ。虫が入ってくるんだから」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 桃子が入れたエスプレッソに少しだけミルクを垂らした真守が、いつものようにカップを寝室へ運んでいく。言ったところで直らないのだが、桃子もいつものように、「もう、ここで飲んでよ」と声をかける。
by izutsujimusyo
| 2013-08-22 12:56
| 愛は乱暴
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