文藝春秋
林えり子 著
大久保明子 装幀
井筒啓之 画
2004年
生粋の東京っ子、林えり子さんのご指名で、昭和の初期(大正だったかな)というか、昔の東京のモダンな時代の男女を描くようにというリクエスト。
その時代は知りませんしね〜。資料写真は沢山あるんですけど、なかなか格好良くモダンな男女がかけなくて苦労しました。
この頃文春の大久保明子さんは装幀で話題の人で、編集の山口さんに「装幀は大久保さんでやってもらえないだろうか」と相談したところ、大久保さんがこんなふうにしてくれました。
大久保さんの装幀で最初印象に残ったのは2001年の直木賞、山本文緒さんの「プラナリア」です。
この時目次に僕がさし絵を描いたときに描いた絵をちょこっと使ってくれたのです。