講談社
1984年
表紙イラストレーションは河村要介さんだ。
僕が29歳の時
苦節9年(笑
この年鑑経由できた仕事はギャラは今までのものが
嘘のように良かったのである。
この年鑑日本のイラストレーションに掲載されるには
審査を受けなくてはならない。
しかも仕事の印刷物でなければならないから
ハードルはものすごく高い。
そして色々なジャンル、例えばさし絵界の大御所なども
掲載されているし絵本の作家もいるし、
今見るとイラストレーションと呼べるすべての作品が
網羅してある感じでとても面白い。
この本に載るために毎年プロの第一線でやっている人も
気が気じゃなかったという。
5年以上連続で掲載されると、招待になるという噂もあったが
僕がちょうどその資格を得た翌年廃刊になってしまったので
真偽のほどは定かではない。
まあ、とにかく僕らの世代にとってこの本に載るということは
一人前の証であり一流の証にもなっていたのだ。